■奥裾花自然園(長野県鬼無里村)(2002.5.4.5分咲き)
白馬と戸隠をつなぐ国道から、さらに谷に沿って30分ほど入った、かつて「不帰谷」と呼ばれた奥地に広がる大群生地です。面積規模は尾瀬以上なのですが、林の中に点在しているためか、尾瀬よりこじんまりして見えます。
ここは、鬼無里中心部から入り込む道が雪解け時に災害で通行止めになりやすいため、毎年確認したほうが良いと思います。観光協会のページで開花状況なども掲示されています。大駐車場から奥はシャトルバスが走っていますが、歩いても30分程度なので、特に頼らなくても良いと思います。むしろ、ここへ至る道のりが、1.5車線時々オフロードの山岳路線なので、初心者はバスで入るのをお勧めするかも。慣れた人には、断崖が迫る迫力のある道ですけど。今まで2回行きましたが、何故かどちらも、行きは運転が怖くて、帰りは楽しかったです。慣れるのかな?
ここの問題は、自然研究路に入ってからの道がよくわからないことですね。どこかのページから地図をダウンロードして持参するほうが良いです。
■斑尾高原(まだらおこうげん)(長野県飯山市)(2002.5.4.満開近し)
小さな湿原の中の、川沿いに一列に咲きます。ここはむしろ、ほぼ時期を同じくして咲くリュウキンカの名所だと思います。一面黄金色になって綺麗です。
■飯綱高原(長野県長野市)(2002.5.3. 7分咲き)
この周辺には小さな湿原がいくつかあるのですが、これは大谷地湿原のもの。リュウキンカの群生の中に木道が通っていて、林の陰の川沿いにミズバショウが咲きます。長野市街から30分もかからないのと、戸隠へ行く途中にあるため、ちょっと立ち寄るのにお勧めかも。
■乗鞍高原(長野県安曇村)(2001.5.5.ほぼ満開)(2002.5.18.終わりかけ)
一ノ瀬園地を中心に、あちこちに水芭蕉群生地があります。乗鞍についてはこちら
■尾瀬(群馬・福島・新潟県境)(1996.5.16. 積雪3m…)
言わずと知れた、最も有名な尾瀬の群生地。水芭蕉の時期はとんでもなく大混雑しますが、一度行った時はそんなこと知りませんでした(^^;) 通常は5月下旬〜6月中旬が花期ですが、私が行った年は例年より3週間遅い年でしたので、何もありませんでした。ただ、大清水バス停近くの湿原では、早咲きのミズバショウとザゼンソウが咲いていました。
なお、ミズバショウ以外の時期に行った尾瀬のレポートはこちら。
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