黒部ルート見学会(関電専用軌道)

2013/09

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見学から戻ると、PR室で自由昼食。セルフのお茶もある。




食べ終えた人から、隣の応接ルームを見学。
紅白時には中島みゆきさんの部屋になったらしい。




エヴァやら島耕作やらのサインや印刷物が並ぶ。
「専務・島耕作」にくろよん見学の回があったんだ。
原発肯定のセリフしゃべる関電の人も出てきてた。過去ね。




紅白の台本もある。このメッセージをみんなで
待っていたのに、寒すぎて忘れられたらしい。
ちなみに歌った後、トンネルの先の人見宿舎で風呂に
入って頂こうと2日前から準備して暖めてあったのに
「寒いのに10分も歩くの嫌」とお流れになったらしい(^^;)




休憩終わって、上部専用鉄道へ。




このトンネルの先、広くなった場所が中島さんの
紅白の舞台になったらしい。




現場にはパネルが展示してある。
目で見ると狭いのに、映像だと広々と使っていたな。




仙人谷駅で下車見学。黒部第三ダムを作ったころ、
ここが終点だったはず。「高熱隧道」の舞台。




仙人谷ダムが目の前に見える。今はほぼ満砂らしい。
ここから黒部川第三発電所に水を送る。
放水路(水叩きより下)が天然の岩盤なのがすごい。
普通はコンクリで固めるのに。




反対側には「下ノ廊下」のS字峡あたりの流れ。




ここからが核心部の「高熱隧道」。かつて160度にもなり
ダイナマイトが自然発火するほどの難所だった場所。
今は水路管が通っているので冷えて40度くらいらしい。

それでもトンネルの壁は硫黄の噴出物がびっしり。
メンテナンスが大変らしい。
ここも先頭に乗ってしまったけど、途中開けてくれるドアも
説明モニタも後ろなので、後ろに乗るのがおすすめ。




最終地点は欅平。(通称・欅平上部駅)
とはいえ、一般トロッコ駅よりはるか上の200m上。
ここでは寒さではなくコンクリが溶けたつららが見られる。




展望台へ案内してくれる。これは奥鐘釣、かつて泡雪崩で
対岸の宿舎が飛ばされ、谷を越えて叩きつけられて
多数の犠牲者が出たという惨劇の舞台となった崖。




予想はしてたけど、白馬は雲の中だった…。




再度駅に戻る。妙に所帯臭さが漂う道だな(^^;)




巨大な竪杭エレベータで200mを一気に下りる。
傾斜が強すぎ、軌道が引けなかったのでこうなったとのこと。




下りると送迎トロッコが待っていた。




一度スイッチバックをしてから、一般者のいる欅平駅へ。
トンネル内の分岐ってなんでこんなに萌えるのだろ?



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