黒部ルート見学会(関電専用軌道)2
2013/09
展望台からは、立山連峰とくろよんダムの迫力ある眺めが。
予想した通り、朝イチはダム放流に虹がかかる。
ダム湖の向こうには赤牛が迫力。春は雪山だろうな。
今まで読売新道途中のピークとかバカにしててごめん。
でも立山はもっと迫力がある。雄山の祠も見える。
まだ雪が残っている。うちひとつは氷河に認定。
反対側は白馬。白馬鑓が目立つ。
展望台からは外階段でダム提体へ下りる。
すっかり秋の気配。しかし赤牛岳きれいだな。見直した。
下りて行くと何か巨大なものが見えてくる。
ダム建設時に使われたコンクリゲージ等が展示されている。
ワイヤーふっとい!(横から断面が見られます)
低くなった場所から放流と虹を見る。
ちなみにこの放流は観光用で、発電用は
地下パイプを通って発電所へ送られてます。
ダム提体を歩いて角度を変えると
虹は谷をまたいで対岸まで広がった。
振り返るとコンクリの殿堂。△クリックで拡大
そろそろ時間がないので、集合の駅長室へ向かう。
トンネルを入ったところでダムは見納め。
最初にバスを下りて右へ行ったところを左に行っていれば
駅長室などの並ぶ改札。ダムのミニ模型があった。
しかし日本人て水があると賽銭入れるの好きね…。
(外国人でも好きらしいけど。トレビの泉とか。)
駅長室前の廊下のベンチで点呼とって、5人ずつくらい
案内されて立ち入り禁止エリアの通路へ。
「どうせ中で待つだけだし寒いですよ」と言われたので
最後に入った。手荷物検査と体のX線検査がある。
刃物やガスなどの危険物はここで預ける。
ちょうど黒部ダム駅のすぐ裏手くらい。到着したバスが
見える。これらのバスが行った後に送迎バスが来る。
退避所案内図。現在地は@のちょっと左で上のループが
黒部ダムの一般駅。まずはJ上のタル沢横杭へ向かう。
△クリックで拡大
先に入って待っていた人たちを置いて、最後に来た
私たちのほうからバスに案内された…ご、ごめん。
でも遠慮なく先頭イスに座って堪能しました(^^;)
タル沢の横杭は換気のための横杭のひとつ。
下界の気温は30度を超えていたのにここは8度。寒い。
天井にはつらら、足元にはでき始めの氷筍も。
出口の鉄格子を開けて外に出られる。
これ、テロの侵入防止だと思っていたのに違って、
クマが入ったので設置したものらしい(^^;)
あの狭い通路をクマが突進してきたら…ブルブル。
ちょうど「下ノ廊下」の白竜峡のあたり。
晴れているのに裏剱は頭だけが雲の中(;_;)
これ楽しみにしてたのに〜。でも三ノ窓氷河はバッチリ。
いや、裏剱自体は前年登った唐松岳から見たけどさ。