鈴蘭

LAST UPDATED: 98/06/10

吐山    平取町





■吐山鈴蘭群落(奈良県都祁村吐山)(1998.5.17.終わり間近)


存在だけは昔から知っていたのですが、どこにあるのかわからなかった、鈴蘭の自生南限地です。地名はわかっていたので、探しまくったところ、偶然これを紹介しているガイドブックをみつけました。かなりわかりにくいのですが、香酔峠のすぐ北、「吐山南」のパス停前(車もここしか置けない)から横断歩道を渡って西側へ登って行き、とにかく左へ左へと折れていけばつきあたりの人工林の下にあります。せまいですけどね。目の前に出るまで道標は一つもない上に墓の横も通るので、ちょっと不安でしたが(^^;) この日、私はもう終わるところだな、と思ったのですが、翌々日の新聞に「今年は花が早く咲き始めた」と写真入りで掲載されてびっくり。…でも、つぼみ一つもなかったし、しおれてるのもあったので、あれはもう終わるところだと思うんですけど(笑)










■平取鈴蘭群落(北海道平取町芽生)(1998.5.30.見頃近し)




多分、全国最大の鈴蘭群落です。牧場の一角、約15haが一面の鈴蘭。毎年6月第一週に鑑賞会が行われます。今年は開花が早かったんですが、それでも行くのは早かったかな。あと3日くらいで満開だったと思います。多分、すごい香りがしていたことでしょう。(鼻風邪ひいててわかんなかったです…)
牧場の衰退とともに、牧草地にササやシダが入ってきて鈴蘭群落は減っているのですが、ここは地元の方が管理しているそうです。(鈴蘭は毒草なので、これだけ食べ残されて群落ができていたんですね) 一応立ち入り禁止ロープは張られていますが、はみ出したものが足元にいっぱい咲いていて、やはりロープの外からではなく、踏んづけるくらいのところで咲いていてほしいなあと思いました。現在のように、人が大量にやってくるわ、盗掘は多いわ、といった状況では絶対無理ですけどね。








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