1.上高地・涸沢

2009/08/08



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穂高連峰の登山口・涸沢。北アルプスへ向かう人の基地で
あると同時に、山岳風景と花や紅葉を求める人の終着地でも
ある涸沢カールは、シーズン中は異常なまでに混みます。
紅葉・夏山シーズンの山小屋は、1畳に3〜4人押し込まれ、
地獄を見るので有名なため、唯一個室の取れる涸沢小屋に
一泊して涸沢カールを堪能しよう計画に、ユエ・shimaと3人で
行ってきました。スタートは2ヶ月前の個室予約電話合戦。

梅雨がなかなか明けずやきもきしましたが、何とか晴れ予報、
深夜合流して徹夜ドライブ、早朝に沢渡の駐車場着。
しかし、前日に突然発生し、あっという間に上陸した記録的な
俊足台風のせいで、晴れ予報は崩れて雨模様…。




とにかくも上高地に5時半に到着し、登山届の提出。




河童橋は朝もやの中、この時は降っていなかった。




朝食をとって歩き出した頃から霧雨。カッパを着る。




徳沢手前の展望地では大天井岳方面は雲の中。




梓川の中州にはサルがたくさん。




ソバナかな?シャジンかな?
このあたりから雨は上がって時折晴れ間が覗く。




横尾大橋から先が登山者の領分。
「憧れの地」だったらしく、ユエshima騒ぐ。




立ち枯れの木々の向こうに屏風岩




ヘンなものを見た。動物の糞にたかるジャノメチョウ…




ビョウヤナギっぽい




これ何かわかる人います?きのこ?地衣類?不気味…。




岩小屋跡



多少はハイキングだが、登山とは呼べないだらだら道。




本谷橋へ到着。ここからが登山開始。




その前に小休止とブランチ。




屏風岩直下をゆく。さすが土曜日、人多くてうっとおしい。
道を譲ろうとしない家族連れにかなりイライラ。




Sガレから先は雪渓が残っている。
行きは何もなくても良いが、帰りは簡易アイゼンが快適だった。
多分涸沢までの最難関がこの30分。疲れまくり。




雪の溶けた岩から花が咲く。これはチングルマ。




涸沢小屋までのひと登りも結構こたえる。




小屋の周辺は花畑




まずは涸沢小屋に荷物置き。
のんびりゆったりで8時間近くかかっている。
(ちなみに以前単独で来た時は朝昼食込み5時間弱だった)




小屋の裏手の花畑へ散歩。
崖に沿ってニッコウキスゲの花が咲いている。




獅子岩の花畑。ナナカマドの白い花。




雲のかかる前穂は荘厳だ。







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